みけどうぶち・スーパーダイマ®|C形鋼なら松山鋼材株式会社

mikedoubuchi

みけどうぶちとは

サビ・キズに強い日本製鉄の「スーパーダイマ®」を使用した、
当社オリジナルの、無溶接、無塗装のC形鋼・角パイプ胴縁です。

「みけちゅう」と呼ぶユニークなボルトを考案したことで、
ネコピースの溶接を回避できました。

これにより、溶接時に発生するガスをシャットアウトし、合わせてタッチアップ塗装による塗料の飛散、吸い込みによる影響など、環境や作業者の健康問題などを解決しています。

限りある資源を大切に使うためにも、丈夫で長持ちする日本製鉄の「スーパーダイマ®」の「みけどうぶち」をぜひご検討ください。

みけちゅう

みけどうぶちの特徴

スーパーダイマ®は

  • サビにくく、丈夫で長持ち
  • キズに強く、綺麗な仕上がり
  • 後メッキ、後塗装不要
  • コスト削減

塗装しないから

  • 塗装工不要
  • 塗料飛散公害無し
  • 乾燥時間考慮無し
  • 短納期対応可能
  • 輸送キズ激減
  • 天候の影響無し

溶接しないから

  • 溶接工不要
  • 電気代激減
  • CO2発生減少
  • 溶接後のタッチアップ不要

スーパーダイマ®だからできる
工場内でのエコ環境対策。
みけどうぶちだからできる
無溶接無塗装。
なが〜く建物の生命を守りましょう。簡単に建替えはできません。

ぼくの一生

ぼくの名前はみけどうぶち。
もともとはスーパーダイマ®の「リップミゾ形鋼」が本名だ。

生まれは日本製鉄。
ぼくは広畑工場だが、友達は君津工場にもいる。

熱い溶鉱炉の中で鍛えられ、長いラインで均一で強度の強い鋼板に生まれ変わり、
メッキのお湯にたっぷりつかり、きれいにお化粧をして、
日鉄建材さんの野木工場に送られた。
仙台工場に行った友達もいる。

ちなみにぼくは高耐食性めっき鋼板スーパーダイマ®である。

従来のメッキに、11%のアルミニウム、約3%のマグネシウム、
シリコンも少し入った新しい強いぼくなんだ。

日鉄建材さんは大きな工場で仲間もいっぱいいる。
みんな元気で工場の人たちにも可愛がられている。
社会に出るために先輩から順にスリットされる。
嫁ぎ先別にスリット幅も違い、太陽光架台で北海道に行く友達もいる。
沖縄に行く友達もいる。

外国からもどんどん声がかかり、いったいぼくはどこへ行くのだろう…。

ぼくはどうやらC形鋼に変身するようだ。
友達は角パイプに変わろうとしている。

さあ、社会に出るぞ。

いったい、ぼくの最終目的地はどこなんだろう。
不安をもとにトレーラーに山積みされた。
どうやら、ぼくは千葉県の松山鋼材に行くようだ。
何でもこの社長はユニークな人のようだ。

心配しながら車に揺られて着いたところは、
みけどうぶち塙工場と書いてある。
工場の奥の方に通されるとムジナノキャンプと書いてある。
みけどうぶちとか、ムジナノキャンプとかいったい何なんだろう…。

あとで教えてもらったが、ぼくはキャンプ5という大きな倉庫に入った。
倉庫係りの山口さんと向後さんはとっても優しい人でぼくたちを大切に下してくれた。

先輩もいっぱいいて安心。
何でも1,500トンほど仲間がいるそうで、さらに1,000トン以上の仲間が来月は増えるらしい。

ほっとして、ぼくも工場の仲間に加えてもらった。

ぼくたちの仲間は、C2.3x100x50x20というサイズと、
C3.2x100x50x20が大半で、
角パイプは2.3x100x100、3.2x100x100が7Mより12Mまで、1M毎に在庫されている。

スーパーダイマ®仲間の2,500トンの在庫は国内でも聞いた事がない。
良い所に来た。

あとは早く社会に出たい…。
そして人のお役に立ちたい…。

先輩たちは魚市場や物流倉庫。
歌舞伎の舞台裏や電力発電所など、いっぱい活躍している。
太陽光架台にも全国津々浦々飛び回っている。

ぼくの出番が来た!!!

なんでもオリンピック関連のどうぶちに変身するようだ。
加工ラインに入ると、ぼくはデーターで寸法通りに切ったり、穴を明けたりされ、成長して行く。
それから、他の友達との組み合わせをみけちゅうというボルトでしっかりと結ばれる。

ぼくは一生角パイプの仲間と大きな建物を支える仕事が出来る。

きっと大勢の人が永い年月ぼくたちを見つめてくれる。
ぼくたちは薄いスリムな体だが、さびに強く、
いつまでも輝きを失わず、静かに時の代わりを見つめていくことだろう。

みけどうぶちは、ぼくたちの体に熱い溶接をしないで、やさしいボルト締め。
ペンキを塗らなくても見た目も良いし、環境に順応しやすい。
省エネ、環境に適した強いどうぶち。

ぼくの名前は、みけどうぶち。

どうぞ覚えてください。

※スーパーダイマ®は日本製鉄株式会社の登録商標です。

曝露試験

当社は海まで歩いて3分。塩害の非常に強い地域です。
当社の曝露試験をご紹介します。

当社本社工場 A棟とB棟の比較

本社工場のA棟、B棟で使用されている胴縁のサビ具合を比較しています。
※平成21年12月の状態

  • A棟築年数:築20年、胴縁仕様:白(メッキ鋼板)/C形鋼

    白だが、メッキの膜厚も少なく、サビが進んでいます。

  • B棟築年数:築30年、胴縁仕様:黒/C形鋼

    ウグイス色の塗装もはげて、サビが進んでいます。

スーパーダイマ®を使用したC形鋼と白のC形鋼の比較

スーパーダイマ®使用製品と白(メッキ鋼板)製品を比較しています。
※平成21年12月の状態

  • スーパーダイマ®使用製品用途:看板、製作期間:平成14年6月

    表面はサビは全くない。端面の切断時、初期サビが出るも、メッキの保護被膜に覆われ始め(※写真右)、腐食の進行が抑えられました。

  • 白(メッキ鋼板)製品用途:防音壁、製作期間:平成14年6月

    白(メッキ鋼板)はステンレスボルトとの相性が悪く、ボルト周りや水下に、亜鉛が溶けて、大きな腐食が出てきました。そのため、風圧の心配も出始めました。

日本製鉄が開発した高耐食性
めっき鋼板「スーパーダイマ®」
日本製鉄が開発した
高耐食性めっき鋼板

「スーパーダイマ®」

「スーパーダイマ®」とは、めっき層成分が亜鉛を主に、約11%のアルミニウム、
約3%のマグネシウムおよび微量のシリコンからなる新しい高耐食性めっき鋼板です。

  • ビル・住宅分野

    建築部材/住宅部材/建築金物/エクステリア部材

  • 土木・建設分野

    土木資材/建設資材

  • 農業・畜産分野

    農業資材/畜産資材

  • 鉄道・道路分野

    安全防護資材

  • 電力・通信分野

    電設資材

  • 自動車・電機分野

    自動部品/電機部品

  • その他、金属加工分野

    生活用品/工場用品・資材

「スーパーダイマ®」の特徴

  • 15倍もサビにくい

    スーパーダイマ®は従来のZnめっきにAI、Mg、Siを添加し、これら添加元素の複合効果で耐食性を高めています。なかでもSiはMgとの複合作用によって腐食抑制を一段と高める効果があります。

  • 加工性が良い

    スーパーダイマ®は厳しい加工に耐えるめっき密着性を有します。また、めっき層は硬度が高く、優れた耐庇付性を有しています。

  • コストダウンが可能

    スーパーダイマ®は溶融亜鉛めっき鋼板などより、少ないめっき付着量で同じ耐食性を実現できます。また、優れた耐赤錆性により、ステンレスやアルミニウムの代替に使用いただけます。

在庫取扱サイズ

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材質 サイズ
(mm)
厚さ
(mm)
重量
(kg/m)
6m 7m 8m 9m 10m 11m 12m
C形鋼 NSDH400-K27 60×30×10 2.3 2.3 - - - - -
75×45×15 2.3 3.32 - -
100×50×20 2.3 4.15 -
100×50×20 3.2 5.58 -
角パイプ STKR400-K27 100×50 2.3 5.25 - - - - -
100×100 2.3 7.1 -
100×100 3.2 9.66 -

※C形鋼125mm×50mm×20mm×3.2mm、角パイプ125mm×125mm×3.2mmについても、検討しております。

日本製鉄株式会社の
「スーパーダイマ®」

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C形鋼

製作事例

看板、フェンス、ルーバー、カーポート、階段、風車 など

  • 看板
  • フェンス
  • ルーバー
  • カーポート
  • 階段
  • 風車
  • モスク(祈祷室)
  • モスク(祈祷室)

    3次元CADによるイメージ作成
    モスク(祈祷室)

  • 3Dプリンタによる
    ミニチュアモデルの作成